営業リーマン格闘技観戦記!

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世界最古の格闘技ボクシングの奥深さについて

こんばんは。
今宮ゆうきです。

今回はボクシングの奥深さについて格闘技経験4年の私が書いていきます。

現在のボクシングの基礎を作ったベニーレナードの半生と供にボクシング発展の歴史を記載していきます。

①フットワーク

後に世界チャンピオンとなるベニーレナードですが、プロデビュー戦でなんとKO負けをしてしまいます!

当時のボクシングは足を止めてお互いに全力で殴りあうスポーツでした。パンチ力が無く、打たれ弱いベニーレナードは、この様な戦い方では勝利する事は難しかったのです…

このK.O.負けでその事を痛感したベニーレナードは新しい戦い方を開発しました。
フットワークで相手の攻撃を間一髪で避けて、相手の打ち終わりにパンチを打つという戦法です。

これにより足の歩幅や体重移動を意識してバランス良く動く、フットワークが発明されました。
文字にすると簡単そうですが、パンチを打てる姿勢を保ちながら相手の攻撃を避けるのは難しいです。

大抵は離れ過ぎて自分の攻撃も届かなくなるか、バランスを崩して反撃できないか、相手に近づき過ぎて自分のパンチの威力が半減するか何かしら失敗します。

このフットワークの発展によりボクシングはパンチ力や打たれ強さを競う物からスピードや技術を競うスポーツへと進化しました。


②ワンツー

ワンツーとは速くて軽い左のパンチ(ジャブ)で相手の動きを止め、間を置かずにストレート(右の強いパンチ)で相手にダメージを与える2連続攻撃の事を言います。

相手がパンチを打ってきたら速いジャブで動きを止め、そこからストレートでダメージを与えれば、”打たせずに打つ”事が可能になります!

しかし、この技術はワンツーの打ち方が研究された現在でも実践するのは困難です。
不規則に動きながら攻撃してくる人間に、打たせずに打つというのは、ある種のファンタジーと言っていいほど難しい事です。

しかし、ベニーレナードはこの技術を習得し、試合でも実現しました!
これによりパンチ力が無いならいくつかのパンチを効果的に繋げれば良くなり、ボクシングの攻撃力パターンは爆発的に増えました。


③カウンター

カウンターとは相手のパンチに合わせて、自分のパンチを当てる事により自分のパンチ力+相手のパンチ力をダメージとして相手に与える技です。

これはとても理想的な技術に思えますが、失敗すれば自分から相手のパンチに突っ込んで大ダメージを受ける事になるハイリスクハイリターンな技です!

この技をベニーレナードが発明した事により、華奢なボクサーが一発で相手をKOする場面も発生するようになりました。
カウンターが決まる瞬間は美しいものです!
(例は長谷川穂積が世界バンダム級を初防衛した時のカウンター。是非ネットで見てほしいです!!)


今回は以上です。
今後、ボクシングの試合を観る機会があったら、これらの技術、特にフットワークに着目してみましょう!
上手いボクサーはフットワークで相手の攻撃を避けつつ、素早く攻撃しています。

それでは、また。