「名探偵コナン紺青の拳(フィスト)」の感想を書いてきます!~前作から大きな方向転換を感じました!
こんにちは。
今宮ゆうきです。
今回は名探偵コナンの映画の感想について書いてきます。
なおネタバレ全開ですので、ご注意ください!
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まずは感想を箇条書きにしていきます。
①何か前回の映画と雰囲気が違うなあ?
②園子が可愛い!
③ラブコメ要素が強めだなあ。
④レオンが街を爆破してまで都市開発をしようと思
った理由が分からないなあ…
では上記の感想について、1つずつ詳細を書いてきます。
①何か前回の映画と雰囲気が違うなあ?
前回の映画はリアル寄りの刑事ドラマの様な重厚な作風でした。
「検察は二種類あるんだ…」とか「公安が盗聴されるなんて、何してやがる!」みたいな感じでした。
しかし今回は、その様な専門知識の解説やシリアスな展開はほとんど無く、終盤の園子と京極周りを除けば明るい展開が続きました。
どうやら監督が前回と今回で変わった事による影響の様です。
個人的には前回の作風の方が好きですが、ファミリー向け映画としては今回の作風の方が分かりやすくて良いと思います。
ただ、せっかくシンガポールを舞台にしたのでシンガポールについてのウンチクをキッドかコナン辺りが少し解説した方が良かったと思います。
②園子が、可愛い!
コナン作品を見ていて園子を可愛いと思った事は殆どありませんでしたが、今回は可愛い!と思いました。
今回の監督はコナン初の女性監督らしいです。
その為か園子や蘭や灰原の魅力を良く描けていたと思います。
特に蘭と灰原については短い登場シーンで上手に彼女達の魅力を伝えていたと思います。
*蘭の幼なじみ力やコナンと灰原の結婚歴10年の子持ち夫婦の様な会話など
③ラブコメ要素が強めだなあ。
今回の映画は推理パートがあまり無く、その点は不満が残りましたが、ラブコメ部分は良く描けていたと思います。
これまで中心として描かれる事が少なかった園子と京極を中心にラブコメ展開を魅力的に描けたのは今後のコナン作品を考える上で描ける題材が1つ増えたという点で大きなプラスです。
④レオンが街を爆破してまで都市開発をしようと思った理由が分からないなあ…
この点がこの作品の「惜しいなあ…」と思った所です!
犯罪心理学者で警備会社経営のレオンが何故、街を爆破してまで都市開発に拘ったのかが、よく分かりませんでした…
個人的には
都市開発を夢見ていたのは黒幕のリシのお父さんで、それを却下したレオンに対してリシが復讐を企て、街を爆破する…
というストーリーの方がスッキリしました!
レオンの方は犯罪心理学を駆使して毛利のオッチャンが推理してない事やキッドが新一に変装している事に薄々気付いていたり、キッドを罠に嵌めたりキャラが濃かったです!
ただ黒幕のリシの方はキャラが薄かったですね…
彼にはコナンの映画第1作目の犯人の建築家みたいなキャラ付けにして、コナン達にマリーナベイサンズに付いて説明させて、更に将来の夢はシンガポールの街を生まれ変われさせる事にすれば良かったと思います!
今回は以上です。
次回の映画は赤井が主人公みたいですね。
早くも来年が楽しみになってきました。
それでは、また。