営業リーマン格闘技観戦記!

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ボクサーの亀田興毅について語る!~見た目とは正反対の技巧派!

こんばんは。
今宮ゆうきです。

今回は亀田興毅の選手としての特徴と何故ネットで叩かれたのか?について書いていきます。

先ずは亀田興毅の特徴について書いていきます。

亀田興毅、宣戦布告

亀田興毅、宣戦布告


①技巧派である。

亀田興毅はノーモーション(予備動作の無い)の左ストレートと硬いディフェンスを特徴とした技巧派ボクサーです!

彼は勝った試合も負けた試合も顔を腫らす事は殆どありませんでした。
また試合の際も冷静で、攻撃の組み立ても緻密です。

その特徴が顕著に出ていたのが内藤戦です。
プロとしては遥かにキャリアが長い内藤をパワーやスピードやスタミナでは無く"技術"で圧倒し勝利しました。



②身体能力が低い。

亀田興毅はボクシングの世界チャンピオンの中ではパワーもスピードもありません!
その証拠に対戦相手のレベルが上がったキャリアの中期以降の彼の勝利はほぼ、判定勝利です。

またボクシングの才能も世界チャンピオンの中ではありません!
並外れたハンドスピードもパンチの当て感等もありません。


以上が亀田興毅の選手としての特徴です。

「身体能力の低い選手が子供の頃からの猛練習で世界チャンピオンになった。」

というのが私から見た亀田興毅の選手像となります。


これだけ見ると周りから応援されそうなのに亀田興毅はヒール(悪役)となりました。
それが何故なのか分析していきます。


理由は只1つ!ビックマウスなのに地味なファイトスタイルだからです!!

亀田興毅はビックマウスでした。
「KOにしたる!」と試合前に相手を煽ります。
しかし試合が始めると堅実で地味なファイトスタイルで"判定"勝ちをするのです。

野球に例えると「ホームラン王になってやる!」と宣言して、シングルヒットやフォアボールを選び続けて出塁率で1位になった。というところです。

出塁率1位は凄い事なのですが、例えば甲子園のスターで現役時代に"番長"と呼ばれていた清原が打率3割。ホームラン15本。出塁率4割5分。だったら野球ファンからすると「う~ん…」となるでしょう。

これが亀田興毅がネットで叩かれていた理由です。


ネットで叩かれていた亀田興毅ですが、私は彼の事を評価したいと思います!
パンチ力もスピードも天才的なカウンター技術も持たない亀田興毅が3階級で世界チャンピオンになるなんて人並み外れた努力をしたはずです。

皆さんも亀田興毅の事を努力で世界チャンピオンを取った苦労人だと思って過去の試合を見てください。多分、彼の見方が変わると思います。

今回は以上です。
それでは、また。