営業リーマン格闘技観戦記!

営業サラリーマンが格闘技やスポーツ、アニメ、婚活について語ります。

七つの会議 (著者池井戸潤 小説版)の感想。

こんにちは。
今宮 ゆうきです。

今回は一昨日、池袋駅駅ナカの本屋で購入した七つの会議について書いていきます。

あらすじはf:id:yuuki-imamiya:20190203140203j:plain

です。

以下に良かった点と悪かった点を書いていきます。


七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議 (集英社文庫)

良かった点
①仕事に対する登場人物達のスタンスの違いが描かれていた。

ノルマを達成する為なら客に押し売りをしても良いのか?

仕事をするのは会社の為なのか?それとも客の為なのか?あるいは家族の為なのか?

など、サラリーマン(特に営業マン)なら一度は考えた事がある悩みについて様々な登場人物の視点なら描かれています。

②会社内の微妙な人間関係についてリアルに描かれている。

「何であいつが出世してるんだ?」「あいつの仕事のやり方は気に入らない!」「出世の為に、こいつとは仲良くしておくか。」など、会社内のドロドロした人間関係が描かれています。
これを本筋のクライムサスペンスと並行して、さらっと描写しています。

悪かった点
①登場人物の奥さんに嫌な奴が多い!(笑)

これは、そのままです…
池井戸潤の作品出てくる奥さんは何故か嫌な奴が多いです(笑)
七つの会議でも奥さんで性格が良さそうなのは八角の奥さんしかいません。

これは作品の面白さに影響する部分では無いのですが、奥さん達の発言が絶妙にイラッとしてしまいます。

七つの会議では、義理の父親が隣の部屋にいる場面で「お義父さんの面倒を見るのは無理よ!」みたいな事を言うシーンがありますが、あれはイラッとしました!
(言い変えれば、それだけリアルに嫌な女を描写できているとも言えます(笑))

以上がこの作品の感想です。
短編8つで構成されていて色々な視点から会社や仕事について描かれています。
面白いです!

これから映画版も見てきます!
それでは、また。